ミャンマーで中国系工場襲撃、韓国系や台湾系の工場にも影響

Record China    2021年3月16日(火) 15時20分

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国軍のクーデターに対する抗議デモが続くミャンマーで、最大都市ヤンゴンにある複数の中国資本の縫製工場が何者かに襲撃・放火され、多数の負傷者が出た。その影響は韓国や台湾の工場にも及んでいるという。

国軍のクーデターに対する抗議デモが続くミャンマーで14日、最大都市ヤンゴン郊外の工業地ラインタヤ地区にある複数の中国資本の縫製工場が何者かに襲撃・放火され、多数の負傷者が出た。

その影響は韓国系や台湾系の工場にも及んでいるという。

韓国・聯合ニュースによると、ミャンマーに進出した韓国資本の縫製工場は約130カ所あり、うち30カ所がラインタヤ地区にある。現地の韓国人会は、韓国系工場に対し、中国系工場と間違われないよう、韓国国旗を掲げたりするよう提案しているという。

台湾メディアの中央社や聯合報によると、ラインタヤ地区での複数の工場に対する襲撃で、台湾の靴工場「昌億」も被害を受けた。現地では台湾企業であることを示すため、ミャンマー語で「ここは台湾企業。私たちは長期にわたり、ミャンマーを思いやるとともに雇用の機会を提供してきた」などと書かれたものを貼り出すところもある。台湾企業の関係者は「台湾の企業であることを強調したいが、火炎瓶が投げられれば、工場の国籍に関係なく影響が及ぶことになる」などと話しているという。(翻訳・編集/柳川)

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