中国、上期のレアアース採掘枠増やす=専門家「米国に向けた善意のシグナル」―香港メディア

Record China    2021年2月23日(火) 6時20分

拡大

中国政府は、今年上期のレアアース(希土類)の採掘枠を前年比25%以上増やす。香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストは「米国に向けた善意のシグナル」との見方を伝えている。

中国政府は、今年上期のレアアース(希土類)の採掘枠を前年比25%以上増やす。これに関連し、香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は20日、「米国に向けた善意のシグナル」との見方を伝えている。

中国の工業情報化部と自然資源部が19日発表した共同声明によると、今年上期のレアアースの採掘枠は8万4000トン。20年上期は6万6000トンだった

中国国営新華社通信系の参考消息(電子版)が22日付で伝えたところによると、SCMPの記事は、「中国は世界最大のレアアース生産国で、世界の生産量の6割以上を占めている。中国政府は、採掘と精製・分離を厳密に管理しており、二つの省庁が国有の大手6社に年に2回、割当を設定している」とした上で、割当の大幅な増加に対する専門家の見方として、「貿易問題において西側、特に米国に協力するという北京の意欲の表れ」「バイデン政権は、中国が安定した相互に有益な貿易関係を維持し、関係を修復することを望んでいるというメッセージを真剣に受け止めるべきだ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携