韓国人団体がハーバード大周辺に慰安婦像設置へ=韓国ネット「日本が自分でまいた種」「韓国が笑いものに」

Record China    2021年2月18日(木) 16時20分

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18日、韓国・ノーカットニュースは「米ハーバード大学の近くに慰安婦像が設置される」とし、「日本の歴史歪曲がブーメランとして跳ね返ってきた」と伝えた。写真はハーバード大学。

2021年2月18日、韓国・ノーカットニュースは「米ハーバード大学の近くに慰安婦像が設置される」とし、「日本の歴史歪曲(わいきょく)がブーメランとして跳ね返ってきた」と伝えた。

記事によると、ハーバード大学のジョン・マーク・ラムザイヤ教授が「慰安婦は売春婦」と主張する論文を掲載したことを受け、米国では至る所で韓国人団体による糾弾集会が開かれている。また、同大学があるマサチューセッツ州の韓国人団体は、大学付近に慰安婦像を設置する計画を進めているという。同団体は「慰安婦像設置問題はこれまで一部の大学生を中心に話し合われてきたが、今回の騒動を機に団体レベルで設置を推進することにした」と説明した。実現すれば、マサチューセッツ州に設置される初めての慰安婦像となる。

記事は「慰安婦像は日本政府にとって大きな痛手となる」とした上で、「結局のところ、ハーバード大教授まで買収して歴史を歪曲する日本政府の“働き掛け”がブーメランとして返ってきたことになる」と指摘している。

同団体は三一節(3月1日の独立記念日)にハーバード大学の前でラムザイヤ教授の解任と論文の撤回を求めるデモも行う予定だという。

その他の地域の韓国人団体も、ハーバード大学の総長とロースクール学長に教授解任を求める書簡を送ったり、論文の撤回と懲戒処分を求めて署名を集めたりするなど、積極的に活動している。

一方、ハーバード大学総長は「学問の自由がある」として団体側の要求を拒否しているという。

これに韓国のネットユーザーからは「頑張れ!あなたたちのような人が真の愛国者だ」と団体への応援の声が上がっている。

また、日本政府に対し「自分でまいた種。日本が慰安婦問題を世界に広めてくれている」「日本が戦争犯罪を隠すための努力を世界各国で行っているということが今回明らかになった。過ちを心から謝罪し、再発防止のため努力するべきなのに」「日本がまた妨害しようとするのでは?日本の歴史教育を正さなければならない。他の国はみんな過去を謝罪しているのに、日本だけ否定して恥ずかしくないのか?」と厳しい声も上がっている。

一方で「世界のあちこちに慰安婦像を設置するのもどうかと思う」「慰安婦像の趣旨は良いけど、結局は尹美香(ユン・ミヒャン)議員(韓国の慰安婦支援団体『正義連』前代表、支援金流用などの疑いで起訴されている)の私利私欲のための銅像になった。設置し続けたら韓国が世界の笑いものになる」「また募金を始めるのか。今度は誰の懐に入るのだろう」「慰安婦像には著作権があり、1体つくるたび制作者にお金が入る」など、慰安婦像設置の意味に疑問を呈する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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