インド、中国に対抗して「ワクチン外交」展開、「ライバルの優位押し返すため」と海外メディア

Record China    2021年2月14日(日) 14時30分

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インドが周辺諸国への積極的な「ワクチン外交」を展開している、とロイター通信が報じた。

インドが周辺諸国への積極的な「ワクチン外交」を展開している、とロイター通信が報じた。インドの狙いは世界最大のワクチン生産国として、同様にワクチン供給を約束しているアジアの巨大なライバル国・中国に対抗し、その政治的、経済的優位を押し返すためだ。

中国共産党機関紙・人民日報の電子版などによると、中国がカンボジアに寄贈した中国製新型コロナウイルスワクチンが7日、首都プノンペンに到着し、カンボジアは中国製ワクチンを寄贈された第一陣の国の一つとなった。カンボジアのフン・セン首相は同日、中国製ワクチン引き渡し式に出席するため、プノンペン国際空港に赴いた。

王文天駐カンボジア中国大使は引き渡し式で「今回の中国政府によるカンボジアへのワクチン寄贈は、ワクチンを世界の公共財にするという習近平主席の重要な認識を具体的に体現したものだ」などと強調。外交部の汪文斌報道官は8日の記者会見で「中国側はパキスタンなど53の発展途上国にワクチンを援助し、現在までにすでに22の国に向けてワクチンを輸出している」と述べた。

ロイター通信によると、インドはコロナ感染者数で米国に次いで世界2番目に多い国で、国内では8月までに人口約13億人のうち3億人にワクチンを接種する計画。1月16日に接種を開始し、同月中に医療従事者約300万人に接種したが、夏までに設定した国内目標を達成するには接種ペースをもっと加速する必要がある。

それにもかかわらず、インドは近隣諸国に英国アストラゼネカが開発し、インドのセラム・インスティテュート・オブ・インディアが生産するワクチン数百万回分を供与している。ミャンマー、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、モルディブにも最前線の労働者を手始めに接種していくのを支援するためワクチンを送った。「ワクチン・フレンドシップ」と名付けた取り組みだ。

7日にはアフガニスタンにアストラゼネカのワクチン50万回分を送付した。内戦などで荒廃した同国にとって初めて届いたワクチン。ワクチンは世界保健機関(WHO)からの緊急承認を待っている段階だ。インドの動きは長年にわたり対立しているパキスタンのアフガンへの影響力を考慮した幅広い努力の一つと見なされている。インド政府筋は「このワクチンは無償供与だ」と語った。

インド外務省報道官によると、同国はこれまでに寄付ないし商業契約を通じて計17カ国に総計1560万回分のワクチンを提供した。向こう数週間でモンゴル、カリブ海諸国、太平洋諸島諸国にも送られるという。報道官は「対外的な供与はワクチンが入手可能かなどそれぞれの国内の必要に応じて進められている」と説明した。(編集/日向)

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