習主席、韓国大統領と電話会談

CRI online    2021年1月27日(水) 16時0分

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習近平国家主席は26日夜、韓国の文在寅大統領と電話会談しました。両首脳は新年のあいさつを交わし、両国民に向けた新春の祝意を伝えました。

習近平国家主席は26日夜、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話会談しました。両首脳は新年のあいさつを交わし、両国民に向けた新春の祝意を伝えました。

習主席は会談で、「2020年以降、世界は百年未曾有の大変局に新型コロナウイルスのパンデミックが重なり、国際情勢や地域情勢に深刻な変化が生じている。しかしそんな中、中国と韓国は手を携えて諸分野における交流、協力を進展させ、豊かな成果を実らせた。両国は実行可能かつ効果的な措置を講じて感染症対策における協力の手本を見せており、中韓戦略的協力パートナーシップのレベルの高さを具現化している」と高く評価しました。

また、感染症の合同予防・抑制協力メカニズムや「ファストトラック」などを生かしながら、感染症の抑え込みと経済発展に取り組み、地域・国際社会の防疫協力に最善を尽くすとの考えを示しました。

来年(2022年)は中韓国交樹立30周年を迎えます。これについて習主席は、「両国関係の発展を深化させる新しいチャンスだ」と期待を寄せました。

両国の経済貿易協力について、習主席は「昨年の二国間貿易額は情勢に逆らって成長を成し遂げ、中韓協力の補完性と大きなポテンシャルを示した」と高く評価した後、中韓自由貿易協定第二段階交渉の早期完了、「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」の早期発効、中日韓自由貿易エリアの建設加速などを呼びかけました。

これに対し、文大統領は中国共産党の創立100周年に祝賀の意を伝え、中国が感染症の抑え込みで収めた成果や、世界の主要経済体で去年唯一プラス成長を果たした国であることに賞賛の意を表しました。また、来年の国交樹立30周年を契機に、習主席と共に「韓中文化交流年」を宣言することを明らかにしました。さらに、中国が世界の気候変動への対応で果たしたリーダーシップを称え、中国側と気候変動や持続可能な開発などの問題をめぐって意志疎通を保つことに期待を寄せました。(提供/CRI

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