コロナワクチン、打つべきか打たざるべきか、打たない方がいいのはどんな人?―中国紙

Record China    2021年1月21日(木) 6時40分

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19日、北京日報は、新型コロナウイルスワクチンについて接種に適さない人を紹介する記事を掲載した。写真は中国のワクチン。

2021年1月19日、北京日報は、新型コロナウイルスワクチンについて接種に適さない人を紹介する記事を掲載した。

記事は、中国で昨年12月15日より始まった新型コロナワクチン接種により、1カ月ですでに1000万回を超える接種が行われたと紹介する一方、近ごろ各地で散発的な集団感染が発生していることから、市民のワクチンに対する関心がさらに高まっていると紹介した。

その上で、「ワクチン接種に明らかに適さない人」として妊婦、授乳中の女性、発熱や感染など疾患の急性期、免疫不全や免疫異常の患者、重篤な肝疾患・腎疾患、薬物でコントロールできない高血圧、糖尿病合併症、悪性腫瘍の患者を挙げた。

また、妊娠を予定している女性は、他の不活化ワクチンを参考にして接種から3カ月おいて妊娠することを推奨し、アレルギー性鼻炎患者についてはアレルギー体質の重篤度を考慮する必要があり、医師の指導に従うべきだとしている。

さらに、ワクチンの説明書では重篤な急性疾患や慢性疾患の急性発作期が禁忌とされていることから、通風の発作期の接種は避けるべきとしたほか、合併症のない糖尿病患者、慢性疾患患者については禁忌の範囲外であるものの、医師に相談することが望ましいと伝えた。

記事はこのほか、各国で報告されている変異種について、世界保健機関(WHO)の最新情報に基づけば「ウイルス変異が新型コロナワクチンを無効化することを示す証拠はない」と紹介している。(翻訳・編集/川尻

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