1年間に6回も隔離された女性―中国メディア

Record China    2021年1月19日(火) 11時20分

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中国のニュースサイトの中国新聞網は17日、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う隔離措置を約1年間に6回も経験した女性について伝えている。写真は北京市順義区の閉鎖された集合住宅区。

中国のニュースサイトの中国新聞網は17日、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う隔離措置を約1年間に6回も経験した女性について伝えている。

それによると、河北省石家荘の出身で、現在は仕事のため北京在住の女性、古娟(仮名)さんの1回目の隔離は昨年1月のこと。親友との雲南旅行から同26日に石家荘に戻ったところ、武漢での感染拡大を受け、自宅隔離措置が取られた。

14日間の隔離終了後、同じツアーに参加していた湖北省鄂州の客の感染が判明し、濃厚接触者として2月9日から市内の定点病院へ救急車で移送され隔離措置が取られた。

定点病院での隔離終了後、仕事のため2月23日に北京に戻ると、居住地で隔離措置を取るよう通知された。5日後に同居人が戻ると、それまでの5日間の隔離は無効となり、新たに3月14日まで14日間の隔離措置が取られた。

4回目の隔離措置は6月。北京の新発地市場で集団感染が発生し、古娟さんの職場へ料理を届けた配達員の感染が判明したため、古娟さんは14日間の隔離を通知された。

古娟さんは2021年の元旦休暇を過ごすため石家荘に帰省したが、同市では感染が拡大。休暇を終えて北京へ戻った当日に警察署員から行程を尋ねる電話があり、出勤2日目に社区(コミュニティー)の居民委員会から自宅で3日間の隔離措置を取るとともにPCR検査を受けるよう通知された。

その後、社区居民委員会から石家荘と邢台への旅行歴のある人は自宅隔離を継続するよう通知され、1月15日の2回目のPCR検査を経て同17日に解除された。

古娟さんは、「政府による(隔離などの)要請にはみんなが協力すべき」とした上で、「コロナが一日も早く収束し、みんなの仕事や生活が早く正常に戻って欲しい」と話しているという。(翻訳・編集/柳川)

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