コロナ禍でも好調のK-POP、今年は「最悪の状況」に直面?=韓国ネット「第2のBTSを期待せず…」

Record China    2021年1月15日(金) 8時20分

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13日、韓国・文化日報によると、昨年のコロナ禍でもK-POP市場の勢いは衰えなかった。しかし今年は「最悪の状況」に直面している。資料写真。

2021年1月13日、韓国・文化日報によると、昨年のコロナ禍でもK-POP市場の勢いは衰えなかった。しかし今年は「最悪の状況」に直面している。

記事によると、今年はSMエンターテインメントのRed Velvet、YGエンターテインメントのWINNERやMAMAMOO、Lovelyz、LABOUMなど多くの人気グループが「デビュー7年目」という所属事務所との再契約の時期を迎える。大きなファンクラブを持つ、いわゆる「A級」グループが多いため、今年は再契約とグループ存続をめぐり「K-POP界が難航する」とみられている。

GOT7も今月11日にJYPエンターテインメントが契約満了を発表した。記事は「解散とは表現しなかったものの、GOT7という商標権を持つJYPの許諾や同意なしにはGOT7として活動できないため、事実上解散の手順を踏んだといえる」と指摘している。

ある中堅事務所代表は「高い人気を誇るグループは当然、再契約時により多くの収益の取り分を要求する。いくら売り上げを上げても歌手の取り分が大きくなるため、会社の成長につながらなければ解散を選ぶ。7年の契約期間を満たさなくても、グループの維持は会社の損失が大きく、今後の収益の兆しが見えなくてもグループの運営をあきらめるしかない」と話したという。

事務所が所属グループを手放す最大の理由は「収益の悪化」。昨年はコロナ禍で売り上げの大半を占めていたコンサート市場が閉鎖し、大きな打撃を被った。その後は続々とオンラインコンサートシステムが構築されるも、売り上げの減少は避けられなかったという。

大衆音楽評論家のカン・テギュ氏は「現在、歌謡界では売りに出されたグループが多い。欧米や南米、日本市場を狙って長期公演で収益を出そうとしたが、これ以上持ちこたえられなくなった。資本家も現われないため解散を選択したりもする。この1年を持ちこたえたK-POP市場は現在、最悪の状況に直面している」と指摘したという。

これを受け、韓国のネット上でも「コロナで各種イベントが中止になったからね。トップ圏は知名度があるから番組にも出演できて持ちこたえられたのか」「成功したケースはBTS。だからといってBTS=K-POPじゃない。サムスンの成功=韓国の成功じゃないのと同じ」「アイドルの多くは1~2年でそれぞれの道に進む人も多い」「第2、第3のBTSを期待せず、BTSを支援することを考えた方がいい」「新人を育てるのではなく、今いるグループを大事に管理するべき」「そもそも韓国はアイドルの数が多過ぎる。みんな同じような顔。みんな同じような歌」「K-POPは個性がないし、もう飽きた」などと指摘する声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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