日本の記者の質問に中国報道官「ちゃんと聞いてなかったでしょ?」

Record China    2021年1月12日(火) 11時0分

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11日に行われた中国外交部の定例会見で、日本のメディアの記者の質問に報道官が不快感を示した。

11日に行われた中国外交部の定例会見で、日本のメディアの記者の質問に報道官が不快感を示した。

今月14日に世界保健機関(WHO)の専門家グループが中国入りすることについて、会見で共同通信の記者が「中国は早くから新型コロナウイルスの流行を有効にコントロールしていますが、現在に至るまでウイルスの起源の調査を行う外部の専門家を受け入れていません。一部の専門家からは科学の研究において大きな損失との声も出ています。伺いたいのですが、中国はなぜ今になって外部の専門家を受け入れたのですか?」と質問した。

これに対して、会見を担当した趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は「私は先ほどすでに全面的に中国の立場を説明しました。あなたはちゃんと聞いていなかったのでしょう?次からは細かく、きちんと、私の説明を聞いた上で、このような質問をしてください」と注意した。

これに先立ち、ロイター通信などの記者から同様の質問があり、同報道官は「昨年2月と7月に、中国は国内の感染対策の任務が厳しい中で2度、WHOの専門家を中国に招きました。中国の専門家はWHOのグループや各国の専門家とリモートで話し合うなど、頻繁にコミュニケーションをとっています」などと説明していた。

このやり取りは複数の中国メディアが報じたほか、ネットユーザーの間でも話題になっており、「さすがはわれらの趙氏。よくぞ言った」「いいぞ!趙氏の記者会見ははきはきしている」「学生が授業をちゃんと聞いていないのと同じようなものだな」「(記者は)知っててわざと質問したのかもしれない」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田

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