コロナ禍に見舞われても貧困脱却=金米村は「最強のインフルエンサー」を迎えた

CRI online    2021年1月7日(木) 17時40分

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中国北部にある陝西省柞水県の奥深い山間部にある金米村はかつて貧困の村でした。しかし近年来、キクラゲの産業化生産や中医薬剤産業、観光業を発展させることにより、村人たちの暮らしは次第に良くなってきました。

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中国北部にある陝西省柞水県の奥深い山間部にある金米村はかつて貧困の村でした。しかし近年来、キクラゲの産業化生産や中医薬剤産業、観光業を発展させることにより、村人たちの暮らしは次第に良くなってきました。

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ところが2020年初頭には、突然に発生したコロナ禍の影響で、キクラゲの売れ行きが極度に落ち込みました。そこで、インターネット及び電子商取引を推進したことが奏功しました。電子商取引によってキクラゲがそれまで通りに全国各地に販売できるようになったのです。

2020年4月には中国の最高指導者である習近平氏がコロナ禍の中での農民らの貧困脱却状況を視察するために、金米村のキクラゲ栽培用スマート温室を訪れました。習氏は電子商取引を通じてのキクラゲの売れ行きが非常に好調であることを確認して喜び、「電子商取引は加工した農業製品の販売にとって重要であり、やる価値はとても大きい」と住人一同に語りました。

金米村を訪れた習氏がライブコマースで「いいね」をする動画はネット上であっという間に広まりました。同日にはキクラゲが24トンも売れ、ネットユーザーは習氏のことを「最強のインフルエンサー」と評しました。

習氏は2000年5月11日には山西省大同のホンカンゾウ有機栽培基地を視察し、「ホンカンゾウも大きな産業にできる。発展の見通しは明るい。この産業を人々の貧困脱却の手段にせねばならない」と現地の人々に強調しました。

習氏は2000年6月8日には寧夏回族自治区の呉忠市を訪れ、地元の人々に向けて、「豊かな生活へ向かう道では、どの民族も欠落してはならない。我々は手を携えて前進する」と語りました。

11月23日には中国全国の832カ所の貧困県がすべて絶対貧困から脱却しました。これは8年の奮闘を経て、コロナ禍にあっても新時代の貧困脱却の目標が予定通りに達成され、10年繰り上げて貧困削減分野の持続可能な発展目標を実現したことを示しています。(提供/CRI

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