中国で技術が最も成熟した、性能が最も信頼できるスーパーコンデンサ路面電車である広州市黄埔区路面電車1号線が開通し、運行開始した。科技日報が伝えた。

1号線の総延長は14．4キロメートル。広州市黄埔区初の路面電車路線であり、広州開発区スマート交通網建設モデル路線でもある。

中国鉄建22局プロジェクト責任者の胡文涛（フー・ウェンタオ）氏は、「『スーパーコンデンサ』給電装置技術を採用した同路線システムスーパーコンデンサの単体容量は9500ファラッドに上り、中国で技術が最も成熟した、性能が最も信頼できるスーパーコンデンサとなっている。電車が駅に到着し乗客が乗り降りする間に自動的に充電が完了でき、時間は30秒もかからない。同時に同プロジェクトは総合交通スマート制御システムを活用し、電車の時間通りのスピーディーな通行を保証している」と説明した。

専門家によると、このスーパーコンデンサ路面電車は電車のエネルギー消費と補給の動的バランスを取り、電車の全区間の連続運行を保証している。従来のパンタグラフ式充電に別れを告げ、都市の空中の「蜘蛛の糸」を大幅に減らした。（提供/人民網日本語版・編集/YF）