【CRI時評】米政治家のヒステリックな政治的いじめに中国は断固対抗

CRI時評    2020年12月9日(水) 15時55分

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ポンペオ米国務長官は8日の声明で、中国が法に基づき制定・実施した香港国家安全維持法を理由もなく非難し、中国の全国人民代表大会常務委員会の副委員長全員に「制裁」を科すと横暴に発表した。写真は香港。

ポンペオ米国務長官は8日の声明で、中国が法に基づき制定・実施した香港国家安全維持法(香港国安法)を理由もなく非難し、中国の全国人民代表大会常務委員会(中国全国人大常委会)の副委員長全員に「制裁」を科すと横暴に発表した。この行為は、中国の最高立法機関の正常な議事手続きを著しく中傷し、国際関係の基本ルールに著しく違反し、中国の内政に著しく干渉し、中米関係を著しく破壊する、徹頭徹尾、ヒステリックな政治的いじめだ。米国の悪辣な行為に対し、中国は断固として強力な対抗措置を講じ、自身の主権、安全、発展利益を断固として守る。

中国の香港で昨年6月、外国勢力による画策と扇動の下、「逃亡犯条例」改正をめぐる騒ぎが起きた。「香港独立」と本土過激分離主義の犯罪行為により、香港社会は深刻な混乱に陥った。中国全国人大常委会が本国の法律と国際慣行に基づいて制定した香港国安法の本質は、混乱を鎮めて正常に戻すことだ。香港の一連の既存の優位性を強固にしただけでなく、経済・民生分野の諸問題に制度的保障を提供し、多くの香港市民から歓迎されている。

ポンペオ氏らが米国務省を操ってでっち上げた「制裁」なるものは、一方では、「萎縮効果」を生み出して香港国安法と全国人大常委会の関連決定が香港で円滑に実施されるのを妨害し、さらには「一国二制度」の実践を破壊して中国の発展を妨げようとする悪辣な目的の達成を目指すものであり、もう一方では、全力を尽くして米新政権の施政空間を束縛・制限し、中米関係が正しい軌道に戻るのを陥れようとするものだ。この悪辣な魂胆は警戒に値する。

米国の一部の悪質な政治家がどれほどずるい手を使おうと、「一国二制度」という香港を安定して長期発展させる制度の基盤を揺るがしたり、安定と発展を求める香港社会の民意を揺さぶったり、中華民族の偉大な復興を実現する歴史の歩みを妨げたりすることは不可能だ。それどころか、彼らの時流への逆行は、香港の民衆を含む14億の中国人民を強く憤慨させ、平和で安定した発展環境を守るという香港特区の決心をより強固なものとするだけだ。(CRI論説員)

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