豪首相、「中国外交部によるフェイク画像投稿」で謝罪要求=中国ネット民猛反発

Record China    2020年12月1日(火) 6時0分

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オーストラリアのモリソン首相が中国に謝罪を要求したことに、中国で反発が広がっている。資料写真。

オーストラリアのモリソン首相が中国に謝罪を要求したことに、中国で反発が広がっている。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)によると、モリソン氏は30日、中国外交部の報道官がツイッターに豪軍兵士が子どもの喉をナイフで切り裂こうとしているフェイク画像を投稿したとして、中国側に謝罪を求めた。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は30日、ツイッターで、アフガニスタンの国旗の上に座った豪軍兵士が現地の子どもの喉をナイフで切り裂こうとしている画像を引用し、「豪軍兵士によるアフガニスタンの民間人と囚人の殺害にショックを受けた」などと非難していた。問題の画像は、CG画家の「烏合麒麟」氏による風刺画だという。

モリソン氏が中国側に謝罪を要求したことについて、微博(ウェイボー)ユーザーの反応を見ると、「(風刺画は)あなたたちもやっていること。なぜ他人がそれをするのを許さないのか」「これは創作表現の自由だ」「(中国に)謝罪を求める?。謝罪すべきなのはあなたたちの方。アフガニスタンに」「コロナウイルスの風刺画で西側は中国に謝罪したか?」などと反発するコメントが圧倒的多数だった。(翻訳・編集/柳川)

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