中国外相の日韓訪問が注目される「三つの時機」―中国評論家

Record China    2020年11月24日(火) 18時0分

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中国の王毅外相が今月24日から27日まで日本と韓国を訪問する。これに関連し、中国の評論家の徐立凡氏は、新京報への寄稿文で、「王氏の日韓訪問が注目される理由は三つの時機にある」と論じている。写真は王氏。

中国の王毅(ワン・イー)外相が今月24日から27日まで日本と韓国を訪問する。これに関連し、中国の評論家の徐立凡(シュー・リーファン)氏は、中国紙・新京報への寄稿文で、「王氏の日韓訪問が注目される理由は三つの時機にある」と論じている。

それによると、一つ目の時機は、9日前に中国、日本、韓国を含む東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が署名されたばかりであることだ。徐氏は、「RCEP交渉は約8年を経てようやく合意した。8年計16回の交渉を続けてきた中日韓自由貿易協定(FTA)交渉も『最後の1キロ』を走り終えることができるかもしれない」と期待を寄せている。

二つ目の時機は、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)に関連するものだ。徐氏は、先ごろ開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、中国がCPTPPへの参加を「積極的に考える」と表明したことを受け、韓国大統領府も「RCEPとCPTPPは相互補完的関係にある」としてCPTPPへの参加に「開放的な態度」であることを示唆したと指摘し、「CPTPP交渉の難易度は、中日韓FTAよりも高いだろう。しかし、3カ国の意見交換を妨げるものではない」とした。

三つ目の時機は、中日韓3カ国首脳会談に関連するものだ。徐氏は、「これまでに計8回開催され、今年は議長国を務める韓国が12月の開催を望んでいる。今年は日本の首相が交代したため、中国は日本側と意思疎通する必要がある。王外相は今回の訪日で菅義偉首相との初会談が実現する」とした。

その上で、「王外相の日韓訪問の主題は、3カ国による首脳会談の開催および新たな経済圏の構築のための基礎固めだ。3カ国はいずれもGDPが世界トップ10に入る。自由貿易で一歩前進するという姿だけでも、外部から注目されるには十分だ」としている。(翻訳・編集/柳川)

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