コロナ流行期、欧州人の中国への印象が明らかに悪くなる―仏メディア

Record China    2020年11月27日(金) 8時0分

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24日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、新型コロナウイルスの感染拡大により、欧州人の中国に対する印象が明らかに悪化したと報じた。写真は天安門広場。

2020年11月24日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、新型コロナウイルスの感染拡大により、欧州人の中国に対する印象が明らかに悪化したと報じた。

記事は、仏紙ル・モンドの24日付報道を引用。仏国際関係研究所(IFRI)が24日に発表した研究結果の一部として示された世論調査結果で、フランス人にとって中国が北朝鮮に次いで2番目に印象の悪い国になったことが明らかになったという。具体的には62%のフランス人が中国に対して「ネガティブ」「非常にネガティブ」な見方をしており、「ポジティブ」と答えた人の割合は16%にとどまったとしたほか、中国に対するネガティブな印象は「党派を超えた共通認識となっていることが分かった」と紹介している。

この世論調査は、チェコの大学の提唱によってある研究団体が今年9~10月にロシアを含む欧州13カ国を対象として実施した、中国への印象に関するものだという。

調査では新型コロナウイルスの発生源についての質問も行われ、ハンガリーやスペインでは「ウイルスは中国の実験室で人為的に作られ、意図的に世界にまき散らされた」という陰謀論を支持する人の割合が40%近くに、ハンガリーに至っては半数近くに上ったという。

一方、フランスでは「コウモリと人間の間で自然的に広まっていた」との見方をしている人が多く、ロシアでは約35%が「2019年に米軍がウイルスを中国に持ち込んだ」と認識していることが分かったという。(翻訳・編集/川尻

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