「立皇嗣宣明の儀」が中国ネットで大きな話題に=「日本はますます後退」「愛子さまには…」

Record China    2020年11月9日(月) 16時40分

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8日、皇居で行われた「立皇嗣宣明の儀」が中国版ツイッター・微博でも紹介され、注目を集めた。写真は皇居。

2020年11月8日、皇居で行われた「立皇嗣宣明の儀」が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも紹介され、注目を集めた。

頭条新聞の微博アカウントは8日、皇居で同日午前に「立皇嗣宣明の儀」が行われ、秋篠宮文仁親王が皇位継承第1位である皇嗣であることが宣言されたと紹介。この儀式はもともと4月に予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響により延期されていたと伝えた。

また、現在日本では皇族の数が減り続けており、日本政府が今後1947年に発効した「皇室典範」に盛り込まれている「皇位継承資格は皇統に属する男系男子のみ」「女性皇族は皇族以外の者と婚姻した場合、皇族の身分を離れる」といった規定に関連し、皇族の安定的、持続的な発展について議論を進めていくとの報道もあると紹介した。

これについて、中国のネットユーザーからは数千に上るコメントが寄せられており、「つまり、天皇の娘は女性だから皇位継承順位1位になれないってこと?」「日本はますます後退している。21世紀にもなって男性しか皇位を継げないとは。昔は8人女帝が誕生していたのに」「本当は自分の娘を天皇にしたいのだろうにね」などの感想を残した。

一方で、「愛子さまが自由に恋愛できるのなら、いいのではないか」「愛子さまには皇室から出て、思うように生活をしてほしい」などの意見も出ている。

また、韓国との間で民族衣装を巡る舌戦が展開されているさなかということもあり、儀式に用いられた古来の装束に注目するユーザーも多く、「この衣服は中国の漢服から発展したんだろうなあ」「唐の時代の雰囲気を感じる」といった声のほか、「彼らは伝統的な儀式や服装を用いているのに、5000年の歴史を持つわれわれの重要な儀式はみんな中途半端な洋風スタイルになってしまっている」と嘆く声も見られた。(翻訳・編集/川尻

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