韓国外相、米大統領選「当選」決まった直後に米国行き…問題はバイデン氏が会ってくれるかどうか―中国メディア

Record China    2020年11月9日(月) 9時40分

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韓国の康京和外相が8日、米国に向け出発した。中国メディアの環球網は、「バイデン陣営に会ってもらえるかに注目」として報じた。写真は、韓国外交部FBによる。

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は8日、米国に向けて旅立った。バイデン氏の大統領選勝利が「見えた」直後の出発だった。中国メディアの環球網は同日付で、韓国メディアの報道を引用しつつ「バイデン陣営に会ってもらえるかに注目」といった見出し記事を配信した。

米国側が康外相を招待した。ポンペオ米国務長官の10月の訪韓が延期されたためだ。そのため、康外相とポンペオ長官が9日に会談することは確実だ。康外相は米国に3日間滞在するが、それ以外の具体的な予定については不明だ。

環球網の記事は、トランプ政権の一員であるポンペオ長官と会談しても、米韓の間で問題になっていた防衛費の負担問題で新たな進展を得ることはできないとの見方を示し、一方では韓国側は康外相の訪米という機会に、可能な範囲でバイデン陣営とパイプを構築することは確実と論じた。

記事はさらに、康外相は米国の議会関係者や研究者とも会い、朝鮮半島その他の地域についての意見を交換し、米国が官民を挙げて朝鮮半島の平和促進と米韓同盟の発展を訴える見込みと紹介した。

日本人としては、康外相が日韓問題に言及するかどうか、あるいはどのように言及するかが気になるところだが、記事は同問題について触れなかった。(翻訳・編集/如月隼人

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