日本企業、輸入博で画期的な技術を展示―中国メディア

人民網日本語版    2020年11月6日(金) 6時40分

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第3回中国国際輸入博覧会が4日、正式に開幕した。

第3回中国国際輸入博覧会が4日、正式に開幕した。科技日報が伝えた。

今回の輸入博は食品・農産物、自動車、技術装備、消費財、医療機器・医薬保健及びサービス貿易の6大展示エリアが設置される。公衆衛生・防疫、省エネ・環境保護、スマート移動・交通、スポーツ用品及び競技という4大専門エリアが新設された。各展示エリアの契約面積はいずれも計画面積を上回っている。世界トップ500社とリーディングカンパニーの平均展示面積は前回より14%増となっている。多くの企業が新製品・新技術・新サービスの世界初公開、中国初展示を行う。100社近くの企業が今後3回にわたり輸入博に参加する契約を結んだ。医療機器・医薬保健展示エリアが特に人気で、初めて設置された公衆衛生・防疫専門エリアの面積は計画より6倍に拡大。古い友人と新しい友人が続々と集まり、「輸入博の磁力」が持続的に顕在化している。

卓球ロボットにより輸入博で注目を浴びたオムロンは3年連続の出展で、輸入博の場を借りより多くの新たな顧客と触れ合えた。昨年の開催期間中、オムロンは100回に上る販売交渉を行った。今年は第6世代卓球ロボット「フォルフェウス」をもたらした。アップグレード後の卓球ロボットは画像センサーにより、人の表情、視線、心拍数などの重要データを検出し、リアルタイムで相手の技術水準及び精神面のコンディションを評価・把握する。これに基づきコースと球種・スピードを変更し、最適化されたボールを返す操作を行う。

オムロン(中国)有限公司の徐堅(シュー・ジエン)社長は「輸入博は世界で最も影響力のある展示会の一つになっており、世界に向けられた窓だ。今年は早くからチームを率い、コロナ禍の特殊な展示会に参加するため入念に準備した」と述べた。

世界的な電子機器メーカーであるパナソニックは今年、引き続き輸入博覧会に姿を見せている。パナソニックは2カ月前から準備を開始し、そして感染症に合わせ展示内容を調整した。ポストコロナ時代の新たな日常生活にソリューションを提供したいとしている。パナソニックは今年「A Better Life,A Better World」をスローガンに出展する。展示面積は約1008平方メートルで、同じパビリオン内で展示面積が最大の企業だ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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