■1-9月の消費市場の運営状況

今年9月には、社会消費財小売総額が3兆5295億元に上り、前年同期比3．3％増加した（名目増加率。価格要因を考慮した実質増加率は2．4％。以下はすべて名目増加率）。このうち自動車を除く消費財小売額は3兆1428億元で、同2．4％増加した。

1-9月の社会消費財小売総額は27兆3324億元で同7．2％減少した。このうち自動車を除く消費財小売額は24兆6588億元で、同7．2％減少した。

■1-9月の対外貿易の状況

2020年第1-3四半期（1-9月）の中国の対外貿易の輸出入状況に関する記者会見を行った。そこで明らかになったところによると、今年第3四半期（7-9月）の輸出入額は前年同期比7．5％増加し、増加率がマイナスからプラスに転じた。

今年第1四半期（1-3月）の増加率はマイナス6．5％、第2四半期（4-6月）はマイナス0．2％だったが、第3四半期は輸出入が8兆8800億元に上って同7．5％増加し、うち輸出は5兆元で同10．2％増加、輸入は3兆8800億元で同4．3％増加した。

今年第3四半期の輸出入総額、輸出総額、輸入総額はいずれも四半期の過去最高を更新した。

■1-9月の外資誘致の状況

2020年1-9月には、全国の実行ベース外資導入額が7188億1000万元に達し、前年同期比5．2％増加した。このうち9月の同外資導入額は990億3000万元で同25．1％増加した。中国は6カ月連続で単月の外資導入額がプラスになった。

■1-9月の対外投資の状況

今年1-9月に、中国国内の投資家が非金融分野の直接投資を行い、累計投資額は5515億1000万元に達し、前年同期比0．6％低下した。1-9月に、中国企業が『一帯一路』（the Belt and Road）沿線国に非金融分野の直接投資を行い、投資額は合計130億2000万ドルに上り、同29．7％増加した。（提供/人民網日本語版・編集/JZ）