韓国外相「リーダーシップの限界感じる」、外交官の性的スキャンダル相次ぎ=韓国ネット「厳しい処罰を」

Record China    2020年10月28日(水) 9時20分

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26日、韓国・聯合ニュースは、在外公館で性的スキャンダルが相次いでいる問題と関連し、康京和外相が「リーダーシップの限界を感じている」と述べたと伝えた。写真は康外相(韓国外交部Facebookより)。

2020年10月26日、韓国・聯合ニュースによると、在外公館で性的スキャンダルが相次いでいる問題と関連し、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が「リーダーシップの限界を感じている」と述べた。

記事によると、康外相は国会外交統一委員会による国政監査で、「性的スキャンダルが絶えないことについて、外相として責任を負う意向はあるか」との質疑に対し、このように答弁したという。その上で「逆に考えると、外交部が閉鎖的な男性中心の組織から変化しようとしている転換期ではないかと思う」とも述べたという。

また「公館内の閉鎖的構造、序列重視などの問題点は、康外相の就任後も変わることがなかった」との指摘を受け、「私も実に歯がゆい思いでいる。国民に申し訳ない」と謝罪し、「長く根付いた組織文化をすぐに変えられるとは思わないが、革新と刷新の努力は続けている」と述べた。その上で、今後性的スキャンダルは1件ずつ徹底的に調査し、内容に応じた懲戒を行うことで、長期的に不正のない組織文化を定着させていきたいとの考えを示したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「外相、頑張れ!」「それでも外相は、韓国の外交をしっかりやってくれている」「最後まで国民を信じてやり抜いてほしい」など、激励の言葉が寄せられている。

また、性的スキャンダルを起こした外交官らに対する「厳重に処理してもらいたい」「もっと厳しい処罰を」「外交官になりたい若者はたくさんいるのに、問題を起こした人をそのままにしておくな」という声や、「男性中心の組織は変わらなければいけない」「過去数十年間、韓国社会がどんなものだったかがよく分かる」などのコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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