福島第一原発の処理水海洋放出、「人類のDNAに影響も」と専門家=中国ネット憤慨「日本人のモラルは…」

Record China    2020年10月26日(月) 12時0分

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25日、環球網は、福島第一原発の汚染処理水を海に放出すれば、人類のDNAにダメージを与える可能性があると国際自然保護団体が警告したとする米メディアの報道を伝えた。

2020年10月25日、環球網は、福島第一原発の汚染処理水を海に放出すれば、人類のDNAにダメージを与える可能性があると国際自然保護団体が警告したとする米メディアの報道を伝えた。

記事によると、米CNNは24日付の記事で、国際環境NGOグリーンピースが23日に「福島第一原発には、危険レベルの炭素の放射性同位体である炭素14およびその他危険な放射性元素を含んだ汚染水が約123万トン貯留されており、これを太平洋に放出すれば、周辺環境に著しい長期的な悪影響を引き起こす」と警告したことを伝えた。

同団体は炭素14について「人類のDNAに損害を与える可能性がある」と指摘。ドイツの同団体の専門家Shaun Burnie氏は「貯留タンク内には63.6ギガベクレルの炭素14が含まれている可能性があり、その他の放射性元素とともに、今後、数千年間は遺伝子の問題を引き起こす恐れがある。これも汚染処理水の海洋放出を止める理由の一つだ」と述べたという。

この件について、中国のネットユーザーは「将来、海からさまざまな怪獣が本当に出てくるかもしれない」「あのスウェーデンの環境保護少女は出てきて何か言わないのか?」「日本人のモラルは(高いと言われているのに)全然高くないじゃないか。どうして道徳のかけらもないようなことをやろうとするのか」「日本人は他人に迷惑をかけないのではないのか」など、日本に対する批判的なコメントを残している。

汚染処理水の海洋放出に関連するニュースは中国国内でも注目されており、今回の同団体による警告についても「福島の核汚染水が人類のDNAに損害を与える可能性」が微博のキーワードランキングでトップ10に入るなど、関心の高さが示された。(翻訳・編集/川尻

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