モンゴルから中国への「コロナ支援」、ヒツジ3万頭がいよいよ中国に

Record China    2020年10月26日(月) 8時50分

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22日、海外網は、モンゴルから「新型コロナ支援」として中国に寄贈される予定だったヒツジ3万頭の輸送が始まり、第1陣がすでに中国に入国したと報じた。

2020年10月22日、海外網は、モンゴルから「新型コロナ支援」として中国に寄贈されるヒツジ3万頭の輸送が始まり、第1陣がすでに中国に到着したと報じた。

記事は、中国で新型コロナの感染がピークを迎えていた2月末にモンゴル政府が中国を支援する目的でヒツジ3万頭を寄贈することを決定、中国国内で「一体どこからどうやって運ぶのか」と注目を集めていたと伝えた。

そして、モンゴルが大量のヒツジを寄贈することに決めた理由について「ヒツジは体を温める効能があると考えられており、彼らにとっては誠意と情熱がこもった最高のプレゼントだからだ」と説明。ヒツジの肉を食べて抵抗力と免疫力を高め、一日も早くウイルスに打ち勝ってほしいという願いが込められていることを説明した。

その上で、半年余りの準備期間を経てヒツジの中国への「大移動」が始まり、22日に最初の4000頭が内モンゴル自治区エレンホトの国境から中国に入ったと紹介。両国の取り決めによれば、ヒツジは11月中旬までに何度か分けて中国に入り、エレンホトで加工したのちに湖北省武漢市に運ばれ、現地市民に供給される予定だという。

記事は、ヒツジの中国への引き渡しが始まるタイミングに合わせ、中華全国集郵連合会も22日に新型コロナをめぐる両国間の相支援、協力を記録した「モンゴルから中国へ3万頭のヒツジ寄贈記念封筒」の発行を開始したと伝えている。

中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は22日の同部定例記者会見でこの件について質問を受け「中国政府や中国人民によるウイルス撲滅に対する、モンゴル政府の強い支持の表れであり、人類運命共同体の理念を示す生きた事例だ」とコメントした。(翻訳・編集/川尻

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