港を中国に渡したスリランカ、またしても中国に巨額の融資求める―仏メディア

Record China    2020年10月21日(水) 12時20分

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20日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、これまでに中国の「債務のわな」にはまったとされるスリランカが、中国からさらに多額の借金をしようとしていると報じた。写真はスリランカの最大都市コロンボ。

2020年10月20日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、これまでに中国の「債務のわな」にはまったとされるスリランカが、中国からさらに多額の借金をしようとしていると報じた。

記事は、中国の楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)国務委員が先週スリランカを訪問してゴーターバヤ・ラージャパクサ大統領、マヒンダ・ラージャパクサ首相と会談した際、中国から新たに7億ドル(約740億円)を融資することや、15億ドル(約1600億円)近い規模の通貨スワップ協定について協議を行ったと伝えた。

そして、世界銀行と国際通貨基金(IMF)が、スリランカでは新型コロナウイルスの影響により今年の国内総生産(GDP)成長率がマイナス7%になると予測していることを紹介するとともに、「中国は3月にも新型コロナ対策資金として5億ドル(約530億円)をスリランカに融資したばかりだ」と指摘。「経済規模が880億ドル(約9兆3000億円)のスリランカが現時点ですでに中国から50億ドル(約5300億円)を超える借金をしている」とした。

その上で、以前、中央銀行総裁を務めた経験を持つアジス・カブラール通貨金融市場・国有改革相が20日にインドメディアの取材に対して「世界の歴史において、それぞれの時期にそれぞれ異なる国がたくさんの現金を持ってきた。今は中国が最もお金を持っている。中国が全世界に投資するのは自然なことであり、この点を尊重すべきだ」と語ったことを伝えた。

また、中国から多額の借金をしたことで「債務のわな」に陥り、2017年にはハンバントタ港を中国に99年間貸し出すことになったにもかかわらず、ここにきてさらに中国からの借金を増やそうとしていることについて、カブラール氏が「それぞれの国は、最も自分に適していると認めた方法に基づき、自らの融資政策を制定している」と述べたことを紹介している。

スリランカでは先月、日本の支援による総額2500億円規模の鉄道整備事業について大統領が打ち切りを指示したと報じられたばかりで、同国のさらなる対中依存への懸念が広がっている。(翻訳・編集/川尻

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