福島第一原発の処理水放出報道、「世界中から非難浴びてほしい」日本国内から批判の声続々―中国メディア

Record China    2020年10月19日(月) 12時20分

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18日、中国青年網は、日本政府が福島第一原発の汚染処理水を海洋放出する方針との情報に対し、日本国内からも非難の声が上がっていると報じた。

2020年10月18日、中国メディアの中国青年網は、日本政府が福島第一原発の汚染処理水を海洋放出する方針との情報に対し、日本国内からも非難の声が上がっていると報じた。

記事は、「日本政府が10月下旬に閣議を開き、汚染処理水を海洋放出する方針を示す」「汚染処理水は40倍に希釈され、30年間かけて排出する」といった報道が日本メディアからあったことを紹介。加藤勝信官房長官が16日「現時点で方針や決定時期を定めた事実はない」としつつも、これ以上引き延ばすことはできないの見解を示したことを伝えた。

そして、「政府が海洋排出の方法を決めた」との日本メディアの報道に対し、韓国など周辺国から「汚染処理水を海に流せば放射性物質が海中で拡散する」など不満の声が出たほか、欧米をはじめとする世界のメディアも「強い反対の下、日本はなおも100万トンを超える汚染処理水を海に流そうとしている」と報じたことを紹介している。

また、日本のネットユーザーからも批判的な意見が寄せられているとし、「これまで散々うそをついてきて、もはや誰も政府のことは信じていない」「人体への影響について、日本政府はちゃんと説明できるのか」「政府は環境への影響について、慎重にシミュレーションを行うべき」といったコメントに加え、ツイッターでは「日本政府は全世界から非難を浴びて欲しい」という厳しい意見も見られたと伝えた。

一方で、海洋放出をしないに越したことはないものの、汚染処理水のタンクが満杯になってしまっている以上は仕方ないとの見方をするユーザーもいると紹介した。(翻訳・編集/川尻

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