日本のスポーツの成功の隠れた要素、それはアニメ―中国メディア

Record China    2020年10月19日(月) 18時0分

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15日、新華社は、日本のスポーツ界が成功を収めている背景には「アニメ」という隠れた要因が存在するとする記事を掲載した。

2020年10月15日、新華社は、日本のスポーツ界が成功を収めている背景には「アニメ」という隠れた要因が存在するとする記事を掲載した。

記事は、サッカー、テニス、マラソンなど日本で多くのスポーツが発展し、成功している背景にはさまざまな要素があるなかで「アニメという要素が往々にして見逃されている」と紹介。アニメは日本を代表する産業の1つになっており、国民に最も大きな影響を与えてきた文化コンテンツであるとした。

そして、スポーツを題材としたアニメもかねてより非常に人気があり、その例がバスケットボールを扱った「スラムダンク」であると伝えた。また、「スラムダンク」の成功は、80年代に一世を風靡し今やその影響は日本ならず世界にまで波及しているサッカーアニメ「キャプテン翼」の成功に啓発を受けたほか、日本のプロテニス界の第一人者である錦織圭も夢中になった「テニスの王子様」に影響を与えたと紹介している。

また、女子バレーボールも日本のアニメ産業と深いつながりがあり、1964年の東京五輪で金メダルを取った4年後の68年に「アタックNo.1」の連載が始まり、翌年にはアニメ化されて一世を風靡したと説明。2004年にもリメイク版として「新アタックNo.1」が1年間連載されるなど、現代においても女子バレーのマンガ、アニメ作品の象徴的存在として愛されていることを伝えた。

記事は「日本のスポーツアニメはほぼすべての競技に広がっている。日本人の心に根差したアニメ文化がスポーツの発展に働く作用について、研究し、参考にする価値がある」としている。(翻訳・編集/川尻

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