IMFが中国経済は来年プラス8.2%まで回復と予測、中国外交部のコメント―中国メディア

人民網日本語版    2020年10月15日(木) 18時10分

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中国外交部の14日の定例記者会見で、趙立堅報道官が質問に答えた。

中国外交部の14日の定例記者会見で、趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官が質問に答えた。

【記者】国際通貨基金(IMF)は直近の『世界経済見通し』で、2020年の世界経済の成長率予測をマイナス4.4%とする一方で、中国経済については6月時点の予測から2倍程高いプラス1.9%とした。また、中国経済は予測を上回る速度で正常化し、2021年の中国経済はプラス8.2%まで回復が進むとの見通しを示した。中国側としてコメントは。

【趙報道官】私もその報道に留意している。世界銀行も先月発表した報告で今年の中国経済の成長率予測を上方修正した。これは権威ある国際機関が中国経済の今後の発展を有望視し、今年は主要エコノミーで唯一中国がプラス成長を維持できると予測していることを十分に示すものであり、世界経済の回復に自信と原動力を与えるものだ。

中国経済の状況が徐々に安定化していることが、世界経済にとって朗報であることは間違いない。感染が拡大し始めて以来、われわれは積極的に新型コロナ対策の国際協力を繰り広げ、150余りの国々及び国際組織に援助物資や資金を提供し、関係国の感染防止・抑制を力強く支えてきた。中国は全面的に企業活動の再開を推し進め、生産・生活秩序の回復を加速し、グローバルな産業チェーン、サプライチェーンを安定させている。われわれは対外開放を拡大し続け、対外経済・貿易協力を積極的に推進している。第1~3四半期の中国の輸出入は期を追う毎に安定化し、累計でマイナスからプラスへと転じた。これは効果的に世界の総需要を下支えし、国際貿易の発展を促進した。

現在世界経済には回復の兆しが見えている。だが勢いは堅固でなく、依然として見通しに大きな不確定性があり、国際社会が団結・協力し、連携して対処する必要がある。中国は引き続き対外開放の水準を高め、国内の大循環を主体とし、国内と国際の2つ循環が相互に促進する新たな発展構造の形成を推進していく。われわれはまた、引き続き各国と共に開放型世界経済の構築を堅持し、マクロ経済政策の協調を強化し、感染防止・抑制が常態化する中、経済・貿易協力の早期正常化を後押しし、世界経済の早期安定化・回復に貢献したい。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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