韓国、コスト面で割に合わなくてもブラックホーク・ヘリを退役させ国産スリオン配備を計画―中国メディア

Record China    2020年10月12日(月) 9時40分

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中国共産党系の環球時報のニュースサイトは10日、韓国について、「コスト面で割に合わなくても、ブラックホーク・ヘリを退役させ国産のスリオン・ヘリの配備を計画している」と報じた。資料写真。

中国共産党系の環球時報のニュースサイトは10日、韓国について、「コスト面で割に合わなくても、ブラックホーク・ヘリを退役させ国産のスリオン・ヘリの配備を計画している」と報じた。

米軍事情報サイト、ディフェンス・ニュースの9日付報道として伝えたもので、韓国のある議員が明らかにしたところによると、韓国防衛事業庁(DAPA)は、20年以上前に配備したブラックホークについて、性能改良事業をひっくり返し、103機を退役させることを決定した。

調査によると、約130機のスリオンの製造には約29億ドル(約3063億円)の費用がかかり、ブラックホークのアップグレード価格の5倍以上になる。

またブラックホークと比較すると、スリオンの飛行時間は84%、飛行距離は83%にとどまる。搭乗兵力もブラックホークは11人、スリオンは9人だ。

議員は、「パフォーマンスとコストで劣るにもかかわらず、DAPAはヘリを地元で生産することによる経済的利益を優先している」と述べている。

スリオンは、航空機メーカーの韓国航空宇宙産業(KAI)とエアバス・ヘリコプターズによって2009年に共同開発されたもので、数十年にわたって使用されてきたUH-1H汎用ヘリコプターと500MD軽ヘリコプターを引き継いだ。KAIは、23年までに韓国陸軍および海兵隊に220機のスリオンを納入する予定だ。(翻訳・編集/柳川)

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