韓国初のWTO事務局長誕生が目前に!「最終ラウンドのカギを握るのは日本」と韓国ネット

Record China    2020年10月8日(木) 17時0分

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8日、韓国・デジタルタイムズは「兪明希産業通商資源部通商交渉本部長が世界貿易機関事務局長選挙の最終ラウンドに進出した」とし「韓国人初のWTOトップ誕生に期待が高まっている」と報じた。写真はWTO本部。

2020年10月8日、韓国・デジタルタイムズは「兪明希(ユ・ミョンヒ)産業通商資源部通商交渉本部長が世界貿易機関(WTO)事務局長選挙の最終ラウンドに進出した」とし、「韓国人初のWTOトップ誕生に期待が高まっている」と報じた。

記事によると、兪本部長と最終ラウンドを戦うのはナイジェリアで財務相を務めたオコンジョイウェアラ氏。もし兪本部長が当選すれば、初の女性事務局長であり韓国人初のWTOトップという2つのタイトルをつかむことになる。兪本部長は7月から最近まで、米国スイス、仏国、スウェーデンなどを訪問し、各国の大使らに支持を求める活動を行ってきた。また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドイツなど各国首脳との電話会談で兪本部長への支持を求めるなど、韓国政府も積極的に支援活動を行っていたという。

これに韓国のネットユーザーからは「素晴らしい」「頑張ってほしい」と応援の声が上がっている。

また「本人の実力もあるけど、今回は政府の努力も大きい」「文大統領の外交力のおかげだ」「大統領が有能だと国の格がどんどん上がっていく」など大統領や政府の努力をたたえる声も多い。

その他「最後まで日本が邪魔してくるかもしれない。気を抜かずに最善を尽くさなければならない」「日本の妨害さえなければ当選は確実なのに」「最終ラウンドのカギを握るのは日本。頼むからおとなしくしていて…」など日本を警戒する声や、「潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長と同じ道だけはたどらないで」「潘氏のようなことはしないでほしい。潘氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領のおかげで国連事務総長になれたのに、その後に裏切った」と警告する声も数多く見られた。

最終ラウンドは164カ国の加盟国の全体会議を経て、11月7日ごろに発表されるとみられている。(翻訳・編集/堂本

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