韓国の都市で「帰省は親不孝」の横断幕、コロナ流行で―中国紙

Record China    2020年9月19日(土) 20時20分

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17日、環球時報は、新型コロナウイルスへの警戒が続く韓国の一部都市で、30日から始まる5連休を前に「帰省は親不孝」といった横断幕が掲示されていると報じた。写真は韓国の高速道路のサービスエリア。

2020年9月17日、環球時報は、新型コロナウイルスへの警戒が続く韓国の一部都市で、30日から始まる5連休を前に「帰省は親不孝」といった横断幕が掲示されていると報じた。

記事は、韓国中央災害安全対策本部の報道官が16日、今月30日から始まる中秋節5連休の高速道路料金について、2017年より実施してきた祝祭日の無料通行制度を新型コロナ対策として取りやめにし、有料とすることを明らかにしたと伝えた。

また、韓国政府が今年の中秋節期間を「特別防疫期」と位置付け、帰省をはじめとする外出をできる限り減らすよう呼び掛けているとした。そして、政府の呼び掛けに応じる形で、韓国内の一部都市では「帰省は親不孝」「息子、娘よ、感染が収まってからまた会おう」といった横断幕が掲げられたと紹介している。

韓国・中央日報の16日付報道によれば、韓国のサラリーマン1354人を対象としたアンケート調査では、57.7%が中秋節に帰省しないと回答し、帰省する予定の人の中でも75.5%が「新型コロナを心配している」と答えたという。

記事はさらに、韓国政府が中秋節期間中の大規模な集会に対してペナルティーを科す方針であると紹介。丁世均(チョン・セギュン)首相が16日に「10月3日の開天節に集会を開く申請がなおも出されているが、理解に苦しむ」と述べ、申請団体に集会の中止を求めるとともに、強行した場合には参加者の強制排除や責任追及を行う姿勢を示したと伝えている。(翻訳・編集/川尻

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