<CIFTIS>コロナ後の訪日観光の回復に期待高まる=JNTO

CRI online    2020年9月6日(日) 1時25分

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2020年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)の公式行事の一つである「国際ウインタースポーツ(北京)博覧会」が5日に初日の展示を終えました。

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2020年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)の公式行事の一つである「国際ウインタースポーツ(北京)博覧会」が5日に初日の展示を終えました。出展した日本政府観光局(JNTO)北京事務所の齊藤敬一郎所長は5日夕方、CRIの取材に対し、「予想以上の来場者に驚いた」と嬉しい悲鳴をあげ、感染終息後、中国からの訪日観光の速やかな回復に期待感を示しました。

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JNTOはスキーや温泉などをはじめとする日本の冬の楽しみ方を中心に展示しています。そのほか、来場者向けの景品付クイズ大会や説明会も行い、終日にわたってJNTOのブースは盛り上がりを見せました。齊藤所長は、「用意した席がすぐに満席になり、立ったままの参加者も多数いた」と喜びの表情を浮かべ、同じエリアに出展するウインタースポーツ強国の欧州勢に対して、「ブースを訪れるだけでも、日本式サービスとおもてなしを感じていただけることで勝負をかけた」と明かしました。

感染終息後の訪日観光市場について、齊藤所長は来場者の姿勢から確かな手応えを実感したと語り、JNTO北京事務所が夏に行ったアンケートの結果からも、「往来が再開されれば、回復は早いだろう」と前向きな見方を示しています。JNTO北京事務所は7月にWeChat(微信・ウィーチャット)公式アカウントでアンケートを実施したところ、2700人から回答が寄せられ、その結果は「すぐに行く」(25%)、「半年以内に行きたい」(30%)となり、近いうちに訪れたいという意見が過半数を超える55%にも達したということです。

CIFTISは新型コロナのパンデミックが続く中、中国で貿易に特化し、オフラインで開かれた初めての大型国際展示会です。齊藤所長は開幕した4日夜に、習近平国家主席が行った演説に触れ、「『世界で共に良い未来を迎えよう』と言う言葉に共感し、心強く思った」とし、「CIFTISの開催は中国が率先して、経済再生に努めている強いメッセージになっている。ほかの国の力強い動きにつながっていくことを期待する」と話しました。

サービス貿易に特化した北京で開催されるCIFTISは、中国において広州の中国輸出入商品交易会、上海の中国国際輸入博覧会と共に、国レベルの三大展示会に位置付けられています。2020年のCIFTIS大会は148の国・地域からの企業・団体1万8千社の出展を引きつけ、9月4日~9日まで北京国家会議センターで開催されます。(記事:王小燕、写真:星和明、王巍)

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