韓国の慰安婦団体、日本の次期首相に早々に謝罪要求=韓国ネットは冷ややかな反応

Record China    2020年9月2日(水) 22時20分

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2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の元慰安婦支援団体がソウルの日本大使館前で記者会見を開き、日本の次期首相に対し慰安婦問題への謝罪を求めた。写真は韓国の慰安婦像の横に設置された平和の碑。

2020年9月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の元慰安婦支援団体「正義記憶連帯(旧・韓国挺身隊問題対策協議会)」がソウルの日本大使館前で記者会見を開き、日本の次期首相に対し慰安婦問題への謝罪を求めた。

記事によると、同日の会見の冒頭では、先月29日に死去した元慰安婦イ・マクタルさんを追悼するため黙とうが捧げられた。1923年に慶尚南道で生まれたイさんは1940年ごろに「良いところへ就職させてやる」との言葉を信じて日本人2人と共に台湾へ行き、そこで慰安婦生活を強いられたとされている。

会見でイ・ナヨン代表は「韓国政府に登録された日本軍慰安婦被害者の生存者は16人しか残っていない」と述べ、韓国政府に向けて「これ以上、被害者と民間団体に問題解決のための努力を押し付けてはならない」と主張した。さらに「安倍政権も歴史の裏道に消えた」とし、「ポスト安倍政権時代を迎え、被害者らに正義を取り戻させるための真の問題解決を日韓両国に期待している」と呼びかけたという。

また、団体名義の声明では、日本の次期首相に向けて「真っ先にするべきことは日本軍性奴隷制の被害者に謝罪、賠償すること」「恐ろしい戦争を起こさないと約束しなければならない」などと訴えたという。

しかしこれに韓国のネットユーザーからは「自分たちが先に謝るべきでは」「まずは尹美香議員が辞任して」「天使の顔をした悪魔のよう」「国民をだましていたことを謝罪しない人たちに日本に謝罪を求める資格はない」「どうせ全てお金が目的。日本の次期首相が謝罪したって絶対に終わらせないだろう」など冷たい視線が送られている。

韓国では最近、元慰安婦が韓国挺身隊問題対策協議会とその代表を務めた尹美香(ユン・ミヒャン)「共に民主党」議員の寄付金流用疑惑を告発し、大きな波紋を呼んでいた。(翻訳・編集/堂本

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