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海外に行けない中国人観光客、国内テーマパークが大人気に―米紙

配信日時:2020年9月6日(日) 8時0分
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新型コロナの中国観光業への影響について、中国紙・環球時報は米紙が「国内のテーマパークが大人気だ」とする記事を先月29日付で掲載したと報じた。写真は長春市にある車のテーマパーク。

新型コロナウイルスの中国観光業への影響について、中国紙・環球時報は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが「国内のテーマパークが大人気だ」とする記事を先月29日付で掲載したと報じた。

環球時報によると、記事は「海外旅行ができなくなったために人々は国内での気晴らしを求めている。中国のテーマパークは今まさにホットな時期を迎えた」と述べ、かつては新型コロナで世界の注目を浴びた湖北省武漢で8月中旬に見られた光景に言及。「プールに身動きが取れないくらい大勢の人が押し寄せた」というもので、記事は「この光景が都市封鎖の記憶をきれいに洗い流した」と指摘するとともに、雲南省昆明のテーマパーク「七彩雲南・歓楽世界」を訪れた人から「新型コロナによる旅行制限がなかったら一生来ることはなかったかもしれない」との声が聞かれたことを紹介した。「この夏は地元で遊ぶことにした」という25歳の女性は、「(歓楽世界に対する)期待値は高くなかったけど、深い印象が残った」とコメントしたそうだ。

記事はさらに、「当局は2年前、過熱した業界のクールダウンを図るための関与を行ったが、中間層のニーズの高まりを背景にテーマパークは中国各地に出現し続けている」と述べ、営業中の大型テーマパークは約160カ所に上ると説明。「新型コロナは打撃となる一方、海外旅行の制限により来園者は増えているようだ」とし、中国の国内観光は8月時点で新型コロナ前の水準に近付いているとの見方も示した。

その上で「多くのパークにとって問題となるのは、『海外旅行再開後にこうした効果が持続するのか』だ」と指摘し、大都市以外ではかねてより収入面での苦戦があったことを伝えた。業界関係者は「160ある大型パークのうち、安定して利益が出ているのは約3分の1」と話しており、新たに60のパークが2024年までに完成することからこの先の競争激化が予測されるとしている。(翻訳・編集/野谷

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