NZを怒らせた韓国外交官セクハラ問題、韓国外相が謝罪拒否「品格守る」=韓国ネット支持

Record China    2020年8月26日(水) 15時20分

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25日、韓国・ニューシスは、駐NZ韓国大使館で起きた韓国外交官による現地職員へのセクハラ事件に関連し、康京和外相が「この場での謝罪はできない」と述べたと伝えた。写真はニュージーランド ・ウェリントン。

2020年8月25日、韓国・ニューシスによると、駐ニュージーランド韓国大使館で起きた韓国外交官による現地職員へのセクハラ事件に関連し、政界からニュージーランド国民と被害者への謝罪を求める声が上がったことに対し、康京和(カン・ギョンファ)外相が「もう少し事実関係を把握する必要がある」「この場での謝罪はできない」と述べた。

記事によると、同日の国会外交統一委員会で、与党「共に民主党」の李相ミン(イ・サンミン)議員が「文在寅(ムン・ジェイン)大統領とニュージーランド首相の電話会談でもこの話が出て、国際的に恥をかいた。韓国国民だけに謝罪して済む問題ではない。ニュージーランド国民と被害者に謝罪すべきだ」と指摘した。

康外相は「首脳レベルで問題になったことは外交的に異例」だとし、これまで報じられた被害者の話は全て事実なのかどうか、信ぴょう性はどれほどなのかを確認する必要があると答え、「外交部が職員をかばっているわけではない」とも述べたという。

また、「こうした問題は基本的に非公開で処理してきたが、通常の処理が可能な状況ではなくなり、二国間の外交的問題になった。これを処理する過程で、国の品格と主権を守っていく必要がある」「相手国に謝罪する部分は容易に決定する問題ではない」と強調したという。

康外相は前日、この事件について「国民に心配をかけ申し訳ない」と謝罪しているが、これについては「国民への謝罪は、国民に不快感を与えたことへの謝罪であり、国家間の関係において相手国に謝罪することは別次元だ」とした。「議題にすべきではないことが議題になったことは、ニュージーランドの責任が大きい」と指摘し、「外相が他国に対し謝罪することは、本当に次元の異なる問題だ」と一蹴したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「そのとおり。無条件で謝る必要はない。ニュージーランドがこんな手を使ってきたのだから、争って勝つべきだ」「確認されていない事実を謝ることはない。一方的な話だけを聞いて処理するべきではない。ニュージーランドのメディアによる攻撃には強く抗議すべきだ」「康外相の言うとおり」「応援します」「10000%共感する。こんな話題をいきなり首脳間に会話で持ち出すニュージーランド首相の資質を疑う」「何かあるたびに外相が謝罪してたら大変なことになる」など、康外相を支持するコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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