G7韓国加入に慎重な日独、韓国政府の取るべき対応は?=韓国ネット「屈辱外交は嫌」

Record China    2020年8月13日(木) 10時40分

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11日、韓国・SBSによると、ドイツが主要7カ国(G7)首脳会議への韓国の参加に歓迎の意を示したが、正式メンバーとして迎え入れることには慎重な態度を示した。資料写真。

2020年8月11日、韓国・SBSによると、ドイツが主要7カ国(G7)首脳会議への韓国の参加に歓迎の意を示したが、正式メンバーとして迎え入れることには慎重な態度を示した。

記事によると、ドイツのハイコ・マース外相は10日、ベルリンで行われた康京和(カン・ギョンファ)外相との会談後の記者会見で、韓国のG7首脳会議への参加を「歓迎する」としつつも、G7の枠組みを拡大する案については「深い議論が必要だ」との考えを示した。

G7拡大案については日本政府も「G7の枠組みを維持することは非常に重要」との立場を繰り返し強調している。

これについて韓国政治学会のイ・サンファン会長は「ロシアに敏感な欧州、韓国とインドをけん制したい日本など、G7の冷静な自国中心の損得勘定があらわになっただけ」と分析した。その上で、韓国政府が取るべき対応として「静かな外交を行い、『ギブアンドテイク』の関係がなければ日本の態度変化を導くことはできない」と主張。昨年6月末に韓国大統領府がG7拡大案に反対する日本に「恥知らずのレベルは世界最上位」と述べたことを挙げ「激高する態度は何の助けにもならない」と指摘したという。

最後に記事は「トランプ大統領のG7拡大案も中国けん制など自国中心の損得勘定だ」とした上で、「トランプ大統領が今年のG7会議を11月の米大統領選後に延期したため、年末まで韓国政府には静かで実利のある外交力が求められる」と伝えている。

これに韓国のネットユーザーからは「屈辱外交をしろということ?。韓国にプライドはないのか?」「全く歓迎されていないところに何しに行くのか」「韓国がG7に入っても得られるものは大してない。日本に何かを与えてまで協議する必要はない」と反論の意見が数多く上がっている。

また「米国、韓国、ロシアでG3をつくろう」「むしろ韓国、中国、インド、ロシア、ブラジル、スペイン、南アフリカ共和国、メキシコで新しくG9を作った方がいい」などの提案も。

その他「現政権に日本と静かな外交なんてできない。G7加入は無理だね」「現政権の外交力はひどいものだ」「仕方ないよ。韓国にとっては国の格を上げるチャンスだけどメンバーにとってはライバルが増えるだけだから」「経済力と国防力を高めれば、何もしなくても正式メンバーに招待される」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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