ソウルで光復節に大規模集会予定、2000人以上の参加予測にコロナ感染の懸念高まる

Record China    2020年8月12日(水) 19時20分

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11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国内で新型コロナの集団感染が相次ぐ中、保守系団体が光復節の15日に、ソウル都心で大規模な集会を予定している。防疫策が適切に講じられるのか懸念が出ている。資料写真。

2020年8月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国内で新型コロナウイルスの集団感染が相次ぐ中、保守系団体が光復節(日本の植民地支配から解放された日)の15日に、ソウル都心で大規模な集会を予定している。警察とソウル市は「集会を事前に禁止させることはできない」との立場だが、感染が相次ぐ中、防疫策が適切に講じられるのか懸念している。

複数の保守系団体は15日、ソウル市内で文在寅(ムン・ジェイン)大統領の弾劾や、政府の不動産政策に反対する集会を予定している。警察は、これらの集会に2000人を上回る参加があると予想。保守系団体は1万人を超える可能性もあるとの見方を示している。

多くの参加者が集まる中でも感染の予防措置が適切に行われるよう、警察とソウル市が管理しなければならないとの指摘が出ている。

警察関係者は、「集会が禁止されない限り、集会の自由を保障する義務がある。2000人ほどの参加ならばマスクを着用し、間隔を空けることに問題はないと思うが、それ以上増えれば防疫が可能か懸念される」と話した。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「韓国が生きやすい国になることを願って、今回も集会に参加する」「自由民主主義を守らなければならない」「みんなで集まって共に力を合わせよう」「コロナ禍になぜ集会を?不許可にすべき」「コロナは恐ろしい。どうか集まらないで」などとコロナ禍の集会に賛否両論上がっている。

その他、「参加者にはマスクをしっかり着用してほしい」「コロナのせいで集会の自由まで奪われそうだ」といったコメントも寄せられている。

ソウル市は15日の集会では、参加者が新型コロナウイルスの感染防止策を順守しているかを確認し、守られていないと判断された場合は感染症予防法違反による法的措置を取る方針という。(翻訳・編集/関)

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