人民網日本語版 2020年8月12日(水) 8時50分
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米誌フォーチュンの2020年版500社番付が10日に発表された。今年最も目を引いた変化は中国本土と香港を合わせた企業数が124社に達して、史上初めて米国(121社)を抜いたことだ。写真はテンセント。
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米誌フォーチュンの2020年版500社番付が10日に発表された。例年と比較すると、今年最も目を引いた変化は中国本土と香港を合わせた企業数が124社に達して、史上初めて米国(121社)を抜いたことだ。中国新聞網アプリが伝えた。
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今年新たに番付入りした企業と返り咲いた企業は合わせて25社あり、このうち中国企業が8社だった。8社はそれぞれ、上海建工集団、深セン市投資持ち株有限公司、盛虹集団有限公司、山東鋼鉄集団、上海医薬集団股フン有限公司(フンはにんべんに分)、広西投資集団、中国核工業集団有限公司、中国中煤能源だ。
番付を詳しくみると、ウォルマートが7年連続で世界の企業の頂点に立ち、2位は今年も中国石油化工集団公司、3位には国家電網公司が躍進した。4位は中国石油天然ガス集団、ロイヤル・ダッチ・シェルが5位に後退した。
注目を集めるインターネットの分野では、7社が番付入りした。米国のアマゾン、アルファベット、フェイスブック、中国の京東集団、阿里巴巴(アリババ)集団、騰訊(テンセント)持ち株有限公司、小米集団の7社だ。
こうした米中ネット大手の順位はいずれも昨年より上昇した。うち京東は102位、アリババは132位、テンセントは197位だった。上昇幅が最も大きかったのはアリババで50位上昇し、小米も46位上昇した。
また番付から、500社のハードルがさらに上がったことがわかる。今年の500社の売上高は総額33兆ドルに達して過去最高を更新し、米中両国の国内総生産(GDP)の合計額に迫った。番付入りのハードル(売上高の下限)は昨年の248億ドルから今年は254億ドルに上昇した。
利益をみると、サウジアラコムが882億ドルで首位に立った。バークシャー・ハサウェイが814億ドルで2位になり、アップルは3位に後退した。
中国3大銀行の中国工商銀行、中国農業銀行、中国建設銀行は前年に続いて利益のベスト10に入った。マイクロソフトはクラウド事業が好調で、利益が前年同期比約137%増加し、利益のベスト10入りし、総合で5位になった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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