中国の科学研究者、南シナ海でマッコウクジラなどを調査―中国メディア

人民網日本語版    2020年7月29日(水) 19時10分

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中国科学院深海科学・工学研究所海洋哺乳類・海洋生物音響学研究室による「2020年南中国海深海潜水及び遠洋鯨類科学調査航行段階」がすべての科学調査任務を終え、順調に三亜に帰還した。

中国科学院深海科学・工学研究所海洋哺乳類・海洋生物音響学研究室による「2020年南中国海深海潜水及び遠洋鯨類科学調査航行段階」がすべての科学調査任務を終え、順調に三亜に帰還した。調査では深海潜水及び遠洋鯨類11種の31の群れが目視された。

今回の航行段階は21日で、航行距離は3000キロ以上。調査エリアは南シナ海北部の西沙諸島及び中沙諸島の大陸棚、海山、トラフの海域。調査は目視調査及び受動音響モニタリングを組み合わせた方法を採用し、さらに環境DNA採取を補助手段とした。「2019年南中国海深海潜水及び遠洋鯨類科学調査航行段階」を踏まえた上で、調査海域の鯨の多様性、個体群の現状、分布状況などの調査の掘り下げを目的とした。今回の科学調査ではユメゴンドウ、オキゴンドウ、ハシナガイルカ、カズハゴンドウの4種が発見・記録された。これは同海域の鯨類の多様性が豊富なことを示している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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