人民網日本語版 2020年7月29日(水) 14時20分
拡大
スイスのUBSグループの汪濤アジア経済研究主幹兼チーフ中国エコノミストは、「通年のGDPの実質増加率をこれまでの1.5%から2.5%に上方修正した」と述べた。写真は広東省。
スイスのUBSグループの汪濤(ワン・タオ)アジア経済研究主幹兼チーフ中国エコノミストは、「中国の第2四半期(4-6月)の国内総生産(GDP)成長率の反転上昇幅が予想を上回ったことを考えて、通年のGDPの実質増加率をこれまでの1.5%から2.5%に上方修正した」と述べた。
経済活動の大部分がほぼ常態に戻り、経済は全体としてさらに回復するものと期待されるが、第3四半期(7-9月)と第4四半期(10-12月)のGDP前期比増加率は目に見えて低下する可能性がある。これと同時に、最近の南方での水害の影響と経済全体の反転上昇ぶりが予想を上回ったことから、UBSは今年の消費者物価指数(CPI)上昇率の予測を2.5%に、来年のCPI上昇率予測を2.1%に、それぞれ小幅に上方修正した。
一方で汪氏は、「中国国内の消費がプラス成長に転じ、不動産とインフラ建設投資が引き続き安定を維持するにつれて、たとえ前期比の増加率が大幅に鈍化したとしても、下半期のGDP実質増加率は年率換算で5.5%から6%に戻る可能性がある」と補足した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
この記事のコメントを見る
Record China
2020/7/27
2020/7/20
2020/7/10
2020/6/22
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る