韓国の検察、防疫妨害の疑いで宗教団体の総会長を初聴取=感染拡大は2月、ネット「今頃?」

Record China    2020年7月18日(土) 15時20分

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17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の検察が同日、新型コロナの防疫活動を妨害したとして、宗教団体「新天地イエス教会」の李萬熙総会長を、感染症予防法違反などの疑いで事情聴取した。写真は韓国・大邱。

2020年7月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の検察が同日、新型コロナウイルスの防疫活動を妨害したとして、新興宗教団体「新天地イエス教会」の李萬熙(イ・マンヒ)総会長(88)を、感染症予防法違反などの疑いで事情聴取した。

李総会長をめぐっては、同国南東部・大邱(テグ)にある教会を中心に新型コロナの感染が拡大した今年2月、防疫当局に信者の名簿を偽って提出したほか、検察による捜査の前に関連資料を廃棄するなど証拠隠滅の疑いが持たれている。

この他にも、不正な方法で100億ウォン(約8億9000万円)以上の不動産を取得し、献金を流用した疑いもある。

検察はこの日、一連の捜査で初めて李総会長を聴取した。これに先立ち、今月8日には感染症予防法違反や証拠隠滅教唆などの疑いで、同教会の関係者3人を逮捕している。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「今頃になって初聴取?理解ができない」「真実を明らかにしてほしい」などと迅速で徹底した捜査を求める声が高まっている。

また、「教会は解散すべき」「大邱のイメージも教会のせいで大きくダウンした」などと、感染拡大を招いた教会への怒りのコメントも。

その他、「防疫対策が不十分だった行政の対応にも問題はある」「他の教会は感染者が出ても礼拝など宗教活動を続けている。新天地イエス教会だけを捜査しているような気がする。公平性に欠けるのでは?」などといった声も上がっている。(翻訳・編集/関)

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