【CRI時評】米国の一部政治屋は今や世界平和の大きな脅威に

CRI時評    2020年7月17日(金) 13時40分

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ポンペオ米国務長官やホワイトハウス貿易顧問のナヴァロ氏などの反中政治屋と同じように、ロバート・オブライエン米国国家安全保障担当大統領補佐官は先日、中国の政権党が「米国と同盟国に対して大きな脅威をもたらした」と勝手気ままに吹聴し、悪意をもって中国の政治制度を中傷・攻撃した。 表面...

ポンペオ米国務長官やホワイトハウス貿易顧問のナヴァロ氏などの反中政治屋と同じように、ロバート・オブライエン米国国家安全保障担当大統領補佐官は先日、中国の政権党が「米国と同盟国に対して大きな脅威をもたらした」と勝手気ままに吹聴し、悪意をもって中国の政治制度を中傷・攻撃した。

 表面的には、米国政治屋があらゆる手段で中国を攻撃するのは「失敗を人のせいにする」ための常套手段だ。現在の米国は、新型コロナウイルス防止・抑制や国内の経済雇用がかつてない苦境に陥っており、さらに人種差別や貧富の格差など深刻な社会問題が浮き彫りになっている。こうした問題にお手上げ状態となっている米国政治屋は、国内の注意を外へ向け、自分の職務怠慢の罪から逃れようとした。

 もっと深い原因は米国政治屋の「心の悪魔」の祟りにある。これらの政治屋の論理は米国だけがこの世界の勝者と支配者であるべきで、他国が発展を何とかして止めてこそ安心できるというものだ。米国の一部政治屋は古いゼロサムゲームの考え方に基づいていて、世界情勢の変化と中国の発展・進歩を正しく認識し受け入れることができない。

 中米関係は現在、国交樹立以来最も困難な時期にある。キッシンジャー元米国務長官は現在の状況を懸念し、中米間の長期的な衝突に勝者はおらず、解決策が見つからなければ、ヨーロッパ文明を破壊した第二次世界大戦よりも悪い状況になるだろうと指摘した。

 「力を合わせれば双方の利益となり、争えば共倒れになる。」これは中米国交樹立から40年余りの風雨を経て得た最も重要な経験だ。ワシントンはより客観的で冷静な対中認識を形成し、より理性的で実務的な対中政策を策定してこそ、米国が苦境から脱出し、新たな発展を遂げるのを真に助けることができる。米国政治屋は理性を取り戻すべきだ。  (CRI論説員)

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