香港大学:元職員が本学で新型コロナウイルスの研究に従事していたことはない

CRI online    2020年7月15日(水) 18時15分

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米FOXニュースはこのほど、人騒がせなスクープを発表し、香港から米国に「逃げた」香港大学の研究者、閻麗夢氏の話として、「中国が新型コロナウイルスの感染を隠ぺいしていた」と伝えています。

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米FOXニュースはこのほど、人騒がせなスクープを発表し、香港から米国に「逃げた」香港大学の研究者、閻麗夢氏の話として、「中国が新型コロナウイルスの感染を隠ぺいしていた」と伝えています。この香港大学の元職員は、同大の著名なウイルス学者である潘烈文氏のチームに所属し、昨年12月と今年1月に潘烈文氏から、武漢で起きた新型コロナウイルスの研究に参加するよう依頼されたと主張しています。

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 香港大学はこの問題について、大学のウェブサイトに中国語と英語のコメントを発表し、閻麗夢氏が主張する内容と大学側が把握している状況は「一致していない」とした上で、その例として、閻麗夢氏は2019年12月から2020年1月まで「インタビューで主張したような、新型コロナウイルスのヒトからヒトへの感染に関する研究を香港大学で行ったことはない」としています。

 香港大学は、閻麗夢氏について「香港大学でポストドクター(博士研究員)をしていたことがあるが、現在はその職から離れている。香港大学は、個人の表現の自由を尊重しているが、閻麗夢氏の個人的な考えや見方は、香港大学を代表するものではない」としています。

 香港大学はさらに、「閻麗夢氏がインタビューで述べたことは科学的根拠がない。今後うわさについてコメントすることはないし、この問題についてさらにコメントすることもない」としています。(提供/CRI

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