衝撃的!中国の大学寮のバスルームを見て立ち尽くした―日本人留学生

会報『日本と中国』    2020年7月11日(土) 23時0分

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もうすぐ留学を開始して1か月になろうとしています。まず、衝撃的だったのは寮。

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もうすぐ留学を開始して1か月になろうとしています。月日が経つのはこんなにもはやいものかと驚くばかりです。今まで生きてきた1か月の中で最もはやく感じます。

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さて、テーマは留学を開始して困ったこと。到着したばかりのころが思い出されます。

まず、衝撃的だったのは寮。トイレとバスを見たとき、「え?ここで1年生活するの?」と立ち尽くしました。日本に帰りたいとは思わなかったけれど、中国留学を甘く見てはいけないなぁと実感しました。大学のウェブサイトに書いてあった共有キッチンは、もちろん(?)ないですし、中国では聞く相手によって返答が変わるので、情報が錯綜しています。

また、来てすぐは大量の蚊に悩まされていました。中国の蚊は日本よりも強く、刺された場所がかなり腫れます。けれど刺され続けていると徐々に耐性がつくようで、最近は腫れなくなりました。

また語学面では、食堂に貼ってあるメニューを注文するとき、発音がわからないという問題があります。これは、自分の勉強不足に起因するので、到着した最初の週はお気に入りのカフェのメニュー翻訳から始めました。それでもまだ、すぐには発音できません。「这个,这个」という指差し注文から早く卒業したいところです。

最初は見るだけでも嫌だったトイレも、不思議なことに1週間もすれば慣れるものです。人間に適応力があってよかったなぁとつくづく思います。また、ルームメイトにも恵まれ、寮について色々文句を言いながら楽しく過ごしています。留学前は、2人部屋にあまり良いイメージを持っていませんでしたが、暮らし始めてみるとかなり良いものです。

最初の週は授業がなかったため、ルームメイトと杭州の様々な場所へ出掛けました。杭州は本当に綺麗な街で、大学から少し足を延ばしただけで自然を楽しめるのが魅力です。中でも、龍井茶の茶畑は、一面広がる緑が美しく、杭州を更に好きになった場所です。

目下の課題は、中国に来たのに意外と中国人との関わりが少ないという点です。浙江大学では、本科と語学生ではキャンパスが異なり、ラーニングパートナーを探すのは難しく感じます。留学先を検討する際に、その点はよく確認するべきだったと思っています。今は、中国語を話す機会を増やすべく、中国語コーナーへ参加したり、知人に日本語学科の学生を紹介してもらうなど、良い方法を模索中です。

まだ留学を開始して1か月ですが、既に「留学してよかった!楽しい!」と日々感じています。中国語能力を伸ばすべく頑張ります!(提供/日本中国友好協会)

※本記事は、公益社団法人日本中国友好協会の公費留学生、外舘祐希さん(浙江大学)の2019年9月のレポート「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」を編集したものです。

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