旭日旗デザインの米海軍戦闘機を韓国メディアが批判=ネット「米軍は無知だ」

Record China    2020年7月7日(火) 19時20分

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6日、韓国メディア・韓国日報によると、米国太平洋空軍司令部が5日、尾翼に旭日模様が描かれた米国海軍の艦載機の訓練シーンを、ホームページ上に公開した。写真は米太平洋空軍司令部ホームページより。

2020年7月6日、韓国メディア・韓国日報によると、米国太平洋空軍司令部(PACAF)が5日、尾翼に旭日模様が描かれた米国海軍の艦載機「FA-18E/Fスーパーホーネット」の訓練シーンを、ホームページ上に公開した。同紙は「旭日旗を掲げて南シナ海に訓練に出た米軍戦闘機」との見出しで批判的に報じている。

旭日旗はかつて日本の陸海軍旗として使用されたことから、植民地支配を受けた韓国では、「日本の侵略を想起させる政治的シンボル」と受け取る人が多い。

ホームページでは、米本土を離陸した爆撃機と、山口県の岩国飛行場に駐留している空母打撃団が南シナ海で行った合同訓練について紹介。訓練で飛行する旭日模様のスーパーホーネットの写真を掲載した。

記事によると、有事の際、朝鮮半島に展開する可能性もある在日米軍の部隊が、旭日模様を部隊マークに採用したことが、過去に韓国内で物議を醸したことがあるという。

今回、ホームページ上に掲載されたスーパーホーネットは現在、山口県の岩国飛行場に駐留しており、記事は「駐留地を示す象徴として、尾翼に旭日模様を描いたと見られる」と伝えている。その上で、「米軍は旭日旗を戦犯旗とは認識しておらず、軍用機などのデザインは、独自の権限によって決めるべきとの立場を固守している」と指摘。「日本に駐留している米軍は、朝鮮半島にも展開する可能性があり、旭日模様に辛い記憶がある韓国への配慮が十分になされていないと批判が出そうだ」と報じている。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「米国は徹底して日本寄りだ」「韓米同盟より日米同盟の方が優先なんだなあ」「米軍は無知だ。歴史の勉強が必要だ」「韓国の国防部や外交部はなぜ黙っている?」「米国は韓国の友好国ではない」「日本の真珠湾攻撃の時に、旭日旗を掲げて」などといったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/関)

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