香港の図書館で「独立関連書籍」の検査、撤去の動き―中国メディア

Record China    2020年7月6日(月) 18時50分

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5日、北京日報は、香港で国会安全維持法が施行されたのを受け、香港の図書館で香港独立に関連する書籍の検査が始まったと報じた。写真は香港国家安全法。

2020年7月5日、北京日報は、香港で国会安全維持法が施行されたのを受け、香港の図書館で香港独立に関連する書籍の検査が始まったと報じた。

記事は、香港の公共図書館で近ごろ一部政治家や中国本土の政治に関わる書籍の検査が始まり、独立主義者や独立主義団体トップによる著書が書架から撤去されることになる見込みだと紹介。数年前にモンコック(旺角)で学生活動家による暴動が発生した際にも、香港警察が香港独立に関連する書籍の検査を実施しており、今回の検査はこれに続くものであるとした。

そして、香港国家安全維持法第20条に「国の分裂、統一行為の破壊を主旨とする活動を組織、計画、実施した場合、武力の使用または武力による威嚇の有無に関わらず犯罪とする。また、いかなる者も、扇動、協力、教唆、金品の支援により他人が上記の犯罪行為を行うことを幇助した場合、犯罪行為とみなす」と規定されていることを紹介した上で、香港独立関連の書籍は「鋭利な刃物には見えないものの、その危害は放火や破壊に劣らない」とし、図書館における関連書籍の検査、撤去を評価する見解を示している。(翻訳・編集/川尻

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