不眠症の予防、寝る前の「セレモニー感」の養成が必要

人民網日本語版    2020年6月9日(火) 22時10分

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慢性の不眠症にはさまざまな原因があり、原発性不眠症と続発性不眠症がある。

慢性の不眠症にはさまざまな原因があり、原発性不眠症と続発性不眠症がある。天津医科大学総病院神経内科の薛蓉主任医師は「毎週3回発生し、3カ月以上続けば慢性の不眠症だ。短期間内に時どき不眠になる、もしくはその期間が3カ月未満で、1週間に3回未満であれば短期の不眠症だ」と述べた。新華網が伝えた。

短期の不眠症は早期の干渉が必要だ。そうしなければ慢性の不眠症に転化し、うつを併発しやすい。

不眠症を予防するには、睡眠のセレモニー感を養成し、昼夜の体内リズムを整える必要がある。薛氏は、「毎晩寝る前に寝室のメインの照明を落とし薄暗くし、事前に顔を洗い口をゆすぎ寝る前のセレモニー感を養成する。夜はできる限り運動を避ける。午後4時以降はコーヒーを飲まず、寝る前に食べ物を口にしない。食べ物による脳への刺激をしてはいけない」と述べた。薛氏によると、高品質の睡眠環境衛生を構築し、騒音をなくし携帯電話をいじる機会を減らす。睡眠の効率が低ければ睡眠制限療法を行うことができる。つまりその他の活動をし、眠くなってから布団に入るということだ。このほか、心身をリラックスさせる方法を学び、音楽を聴き、ヨガをすることで睡眠を促すこともできる。

薛氏は「不眠の症状が出て2週間以上続く場合は、病院を訪れ科学的な管理を行うべきだ。医師は評価し、薬を勧めるはずだ」と話した。(編集YF)

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