日本、尖閣諸島の字名変更へ=台湾宜蘭県反発「上陸して街区表示板掲げる」―中国メディア

Record China    2020年6月9日(火) 16時0分

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沖縄県石垣市が尖閣諸島の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案を9日開会の市議会定例会に出すことについて、中国紙・環球時報は、台湾宜蘭県の政府と議員が不満を表明したと報じた。写真は宜蘭駅。

沖縄県石垣市が尖閣諸島の字(あざ)名を「登野城(とのしろ)」から「登野城尖閣」に変更する議案を9日開会の市議会定例会に出すことについて、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は9日、台湾宜蘭県の政府と議員が強烈な不満を表明したと報じた。

環球時報は、「台湾では釣魚島(尖閣諸島の中国名、台湾では釣魚台列島)の管轄権は(台湾北部の)宜蘭県頭城鎮に属する」とした上で、台湾聯合新聞網の8日付報道を引用し、「宜蘭県の蔡文益議員は8日の議会で、釣魚島を『頭城釣魚台』に改名することに加えてチームを率いて島に上陸し『釣魚台路1号』の街区表示板を掲げることを連署で提案し、与野党問わず多数の議員の支持を獲得した」「宜蘭県の林姿妙県長は、海へ出て釣魚島に向かい、上陸して街区表示板を掲げ、蔡英文総統も招いて一緒に向かうと述べた」などと伝えた。

環球時報はまた、「釣魚島は古来、中国固有の領土。中国政府で台湾政策を所管する国務院台湾事務弁公室の報道官は以前、両岸(中国と台湾)の同胞はどちらも中国の主権と領土の保全を守る責任を負い、心を一つにし、力を合わせ、中華民族の全般的かつ根本的な利益を共同で守るべきだと発言している」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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