各国政党・政府要人「感染症を利用した汚名化は人心を得ない」

人民網日本語版    2020年6月8日(月) 13時10分

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中国メディアは「各国政党・政府要人『感染症を利用した汚名化は人心を得ない』」と題した記事を掲載した。

最近、世界の多くの国の政党と政府要人がさまざまな方法で中国共産党中央対外聯絡部に向けて、「新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延に直面して、団結協力が感染症に打ち勝つ最も有力な武器であり、個別の国の政治的責任を回避して他国に『責任転嫁』し汚名化(汚名を着せる)しようとするやり方は人心を得ない上、目的を達成することもできない」といった見方を示している。

カンボジア人民党(CPP)中央対外関係委員会は、「感染症に直面して、各国は手を取り合って対処するべきであり、やるべきことは責任を転嫁して非難したり責め立てたりすることではない。汚名化は団結を破壊するだけであり、世界の平和と持続可能な発展に脅威をもたらす。中国の全国両会(全国人民代表大会・全国人民政治協商会議)の開催成功と香港に関する国家安全法制の導入決定の採択は、世界の平和・発展を守るための重要な寄与だ」との見方を示した。

ネパール共産党(NCP)のポカレル書記長(ネパール副総理兼国防大臣)は、「ネパールは感染症を政治問題化し、感染症を利用していずれかの人種、地域、宗教を汚名化するすべての行為を非難するとともに、中国が感染症対策で行った非常に大きな寄与を賞賛し、国際防疫協力を強化して人類の衛生健康共同体を共同建設することを支持する」と述べた。

パキスタン元老院外事委員会のムシャヒド・フセイン委員長とパキスタン・ムスリム連盟ナワーズ・シャリーフ派のズィアーウル・ハク名誉代表は、「新型コロナウイルスは人類共通の敵であり、あらゆる国家、民族、宗教が団結して共同で対処しなければならないものだ。一部の勢力が自国内の視線をそらし、地政学的・政治的な利益を得るために、中国に対する理由なき非難を行っており、パキスタンはこれに断固反対する」と述べた。

日本の社会民主党の吉田忠智幹事長は、「世界各国は運命共同体であり、団結協力を強化し、相互に支持・支援し合い、感染症の蔓延を共同で食い止めなければならない。私たちは中国共産党が国際感染症対策の協力強化について発した共同の呼びかけを支持し、公衆衛生問題を政治問題化し他国に汚名を着せる言動に反対し、自分の利益しか考えない下心ある政治宣伝に反対する」と述べた。(編集KS)

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