韓国車ジェネシスの「GV80」ディーゼル、出荷中断=ネット、高級車の欠陥に不満

Record China    2020年6月6日(土) 17時20分

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5日、韓国・JTBCによると、現代自動車は同日、振動トラブルが相次いでいる同社の高級車ブランド「ジェネシス」のSUV「GV80」ディーゼルモデルの出荷を、当面中断すると発表した。写真は「GV80」。

2020年6月5日、韓国・JTBCによると、韓国の現代自動車は同日、車体の振動トラブルが相次いでいる同社の高級車ブランド「ジェネシス」のスポーツ用多目的車(SUV)「GV80」ディーゼルモデルの出荷を、当面中断すると発表した。

同社は、車体が揺れる不具合について、エンジンにカーボンがたまったことが原因と説明しているが、具体的な対応は明らかにしておらず、「改善策を検討中で、改めて車両点検実施の案内をする」と話している。

SUV「GV80」ディーゼルモデルは今年1月に発売。これまでに約8000台が売れ、約1万台が納車待ちの状態だが、顧客から、車内の物が大きく音を立てるほど車体が揺れるといった指摘が相次いで寄せられていた。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「発売してからそれほどたっていないのに、エンジンにカーボンがたまった?1年後には廃車になりそうだな」「試験走行中に問題をチェックできなかったの?」「デザインは抜きんでて良いが、性能はまだまだだな」「このレベルでプレミアムモデルだなんて」などと不満の声が多く上がっている。

また、高級車であることから「欠陥車に8000万ウォン(約710万円)出した人もいるなんて…」といったコメントも。

その他、「こういう問題があると、ドイツ車や日本車に乗り換える人が出てくる」「今、ジェネシスを買おうとしている人は不安で仕方がないだろう」などといった声が上がっている。(翻訳・編集/関)

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