中国からクリスマスを奪った中国人指導者=「反浪費」で消えたお祭り騒ぎ―米メディア

Record China    2013年12月26日(木) 20時50分

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24日、米ブルームバーグは「中国からクリスマスを奪ったモンスター」と題した記事を掲載した。写真は中国各地のクリスマス。

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2013年12月24日、米ブルームバーグは「中国からクリスマスを奪ったモンスター」と題した記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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中国でクリスマスと言えば、宗教的な意味合いは薄く、米国人が数十年前に始めた「お祭り騒ぎ」をまねているに過ぎない。上海など大都市では、至る所にクリスマスツリーが飾られ、街はデコレーションで彩られる。

しかし今年はいつもと違うようだ。中国メディアによると、南京市では豪華な飾り付けをしない最高級ホテルもあるようで「クリスマスムード」は感じられないという。

その答えは、中国の指導者が反汚職・反浪費を掲げているためだ。

南京の五つ星ホテルでは、クリスマスディナーの値段が昨年の1人500ドル(約5万2000円)から3分の1にまで下がった。

巨費を投じてフィンランドから「本場の」サンタクロースを招いていた企業なども、今年は外国人留学生で間に合わせるといった状態だ。

春節(旧正月)用に爆竹や花火、酒、食品などの公費購入が禁じられたことは良いニュースだ。中国の指導者が「クリスマス景気」を気にかけることはほとんどないだろう。西側からの「侵食的な」影響を抑え、党員を「浄化」する。特に、すべての国民の景気拡大に全力を尽くすことがこの1年の政治課題であった。しかしこうした態度では誰も富を得られないかもしれない。現在の中国では、クリスマスにこうした期待をすべきではないのだ。(翻訳・編集/NY)

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