中国自動車工業協会が19日に発表したところによると、2020年1-4月期には、自動車製品の輸出入額が419億3000万ドルとなり、前年同期比15．0％減少した。このうち輸入額は同19．5％減少、輸出額は同10．2％減少した。中国新聞社が伝えた。

4月の自動車製品輸出入額は92億5000万ドルで、前月比18．5％減少、前年同期比25．1％減少した。うち輸入額は前月比29．0％減少、前年同期比44．7％減少した。輸出額は前月比8．5％減少、前年同期比1．2％増加した。

また、20年第1四半期（1-3月）の完成車の輸入先上位10カ国は日本、ドイツ、米国、スロバキア、英国、スウェーデン、タイ、オランダ、オーストリア、メキシコだった。前年同期と比較すると、タイからの輸入量は増加率が最も高く、オランダ、スロバキア、オーストリア、日本の増加率も高く、英国の増加率はやや低かった。その他の4カ国からの輸入減少幅は業界全体の減少幅を上回った。うちメキシコと米国からの輸入の減少が特に目立った。

1-3月期の上記10カ国からの輸入量は19万7600台で、中国の自動車完成車輸入量の98．94％を占めた。（提供/人民網日本語版・編集/KS）